二日酔いで眼が覚めた葬式当日。
輿(こし)と呼ばれる、
棺を霊柩車まで運ぶ役目をおおせつかってるのに二日酔い。
輿は礼服を脱ぎ、シャツの上に白装束を着なければならないらしい。
着た。
鏡を見ると、正月に餅とか売ってそうな着慣れない営業マンが立っていた。
通夜が始まり、
お坊さん3人のセッションが、
心地よく眠りへと誘ってくれる。
おじいちゃんごめんと思いつつもカクカクなりながら、
通夜が終わる。
白装束+幽霊屋敷でみるような三角頭巾。
祖父の棺を兄(30)・いとこ(30)・浪人生(18)・僕という構図で運び、
霊柩車→火葬場へ。
なんだろね。
火葬場について一気に祖父の死を実感した。
通夜の終わりの、棺に花束を入れているところでもかなりキてたんだけど、
焼き場に祖父をいれたあと、
初めて祖母が泣いているところをみたとき、
目の前が潤んできた。。。
葬式が、亡くなってから三日後くらいということもあって、
祖母・家族・親族皆、気持ちの整理ができたのか泣いているのを見なかった。
泣き崩れていたらどうしようかと思っていたけど、笑顔なことにほっとしていた。
でもやっぱり無理だね、まだ棺の中でも一緒にいられるのと
姿形が見れなくなるのは違うね。
ハハも泣いていたし、
祖母も泣いていた。
僕も泣いた。
そんな通夜。
今までありがとう、安らかに休んでください。